- 出力電圧一定制御で高節電率を実現
入力電圧の変化に対して無段階での出力電圧調整を行いますので、電力消費量を最大限削減します。
- 装置効率:約99%の高効率を実現
省エネルギー装置に本来求められるべき高効率を実現しました。
- 半導体素子応用による無接点・無瞬断出力で長寿命
常時稼働部品に機械的消耗部品を使用していませんので長寿命です。
無瞬断・無段階出力の効果で開閉サージを発生せず、負荷設備に優しいシステム。
- 過負荷時の直送機能により高信頼性を確立
装置定格を超えた過負荷発生時には、自動的に「直送モード」に切り変わり装置心臓部を守ります。負荷条件が定格以内に戻った時点で自動復帰(省エネモード)します。
- 薄型軽量設計で省スペース(施工時間の大幅低減化)
主回路に挿入されるブースター変圧器構造を超薄型軽量タイプとする事で、薄型軽量に仕上げました。この効果で設置場所の制限が大幅に軽減され、設置の際のコストを大きく低減できます。
- 省電力メカニズム
- ※Ea:装置導入前の負荷供給電圧 Eb:装置導入後の負荷供給電圧
Z:負荷インピーダンス
装置導入前後の消費電力は、(電圧)×(電流)×(力率)から
(導入前の消費電力)=Ea× (Ea÷Z)×pf=(Ea)2÷Z×pf
(導入後の消費電力)=Eb× (Eb÷Z)×pf=(Eb)2÷Z×pf
となりますので、電圧変化率の二乗に比例する省電力効果が期待できます。
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- 入出力特性
- ※入力電圧の変化に対して、本装置出力電圧は、可調整領域ではほぼ一定となり、設定電圧以下の入力時には、直送モードに切り替わり、入出力電圧が等しくなります。
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- 従来型の節電器
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※従来の変圧器タップ切り替え方式の省電力装置では、出力電圧を一定に保てません。このため省エネルギー効果が低い傾向がありました。 |
※ 一般的な供給電圧の範囲と考えられる97V〜105Vにおいて、従来、トランスタップ切り替え方式の5%電圧制御では9%の節電が最大でしたが、SAMの場合、上図のグレー部分の節電が可能となり、かつ相間電圧バランスの安定により節電効率が改善され、5%電圧制御で13%以上の節電が理論的にも実体的にも可能となります。製品出荷時の規定値では、現状出力が105V以下の場合、出力設定値は通常95−96Vですが可変です。現状出力が105Vを越える場合、たとえば107の場合、98Vの出力ですが可変です。その出力以下には下がりませんので、ご安心頂けます。 |